「仕事に余裕がない」を言い訳に、ブログをサボって2ヶ月弱。ようやく新しい記事ができました。

ずっと前に「講義録あげます」と言ってそのままになっていた、6月20日の講義録です。手前味噌ですが、18歳にするにはかなり刺激的な話だし、もしかすると社会人にとっても刺激的な話かもしれません。

「おうおう、たかだか4年くらいウェブ界隈で文章書いたからって、どんな高説垂れてきたんじゃい!」という人はぜひご覧くださいまし。長いので二部構成です。


生徒:はじめの質問なんですが、ご出身はどちらですか?

鈴木:大阪です。大阪生まれの大阪育ちで、はじめて大阪を出たのは高知大に来た時ですね。

生徒:どのような学生時代を送ってらっしゃいましたか。

鈴木:今回お話をいただいたときに、それが、全然違うんだろうなと思ったんです。というのはみなさんって、普通に入学している人たちは18歳じゃないですか。僕はもう29歳で、僕の学年は30歳になってるんですよ。干支一周分違うんですよね。

そうなるとさっき言ってたみたいに、僕が高知大にいた頃はまだ学内にWi-Fiなんて飛んでなかったんですよ。

で、インターネット使ってる奴っていうのは、家で契約しているか、イクス(生協)で契約をして有線LANを繋いでやっているというのが基本だったんですよ。

そんな頃だし、当時の僕はインターネットに造詣の深い学生ではなかったので、自分の家にもインターネットを引いていなくて、スマホもなかった。みんなガラケーでしたし。あのパカパカするやつ。

僕はあのパカパカするのを、酔っ払ってぶん投げて壊したことがあるんですが、それ今だと画面が割れますよね。でも僕の時はボタンを押すところの部分がバカッと外れる壊れ方をするんです。

そんな時代に僕は学生をしてました。

なのでみんながYouTubeを見たりとか、ウェブのメディアを見たりとかしているのと同じ感覚で、僕は本を読んでいる学生でした。

大学1年生の時はあんまり読めてなかったんですけど、2年生からは毎年100冊読もうという目標を決めて読んでました。

読む本はなんでもよくて、岩波文庫でも新潮文庫でも、専門書でもいいってことで、雑食系で気になったタイトルの本を買って、ずっと読んでいるような学生でした。

よく語り草にしているのが、友達から「今日夜空いてない?飲みに行かへん?」って言われたんですけど、「すまん、今日は本を読む予定がある」と言って断って、ドン引きされたという学生時代を送っていました。

生徒:出身大阪で高知大学にとのことですが、なぜ高知大学に来ようと思われたんですか?

鈴木:あまり立派な理由はないんですが、もともとは第一志望は岡山大学だったんです。

でもうまいこといかなくて、二次試験でどこを受けようかなと思って、ネットで検索してたんですね、実家のネット使って。

今もあるかわからないんですが、河合塾の合格判定システムみたいなのがあって……あ、今もあります?

それでチェック項目に「センター利用で通る」みたいなのがあったんです。僕が入った当時の高知大の学科は人文学部の人間文化学科っていう名前だったんですけど、そのシステムを使うと、どうやらそこの学科が後期はセンターだけでいいということがわかった。

正直もう勉強するのが嫌になってたので、これはいいなと思ってポチッとやったら通りましたという感じです。

それもしかも、「高知なんかどうや」と親父が言ったのがきっかけだったので、本当にまあラッキーだなと思います。

僕は本当に高知大に来れてよかったなあと思っているんです。

というのも、みなさんはまだ1年生の6月なのでわからないかもしれないんですが、高知大って京大とかもっと賢いところみたいに毎日授業を受けたりテストの勉強をしたりとかっていうのがハイレベルな大学とは違って、「ついていくのがやっと」というわけではないんですよ。

先生の前で言うのもアレですけど、「とりあえず出席しときゃいい」って授業って結構多い。ってなると、それが悪い側面もあるんですけど、良い側面としては好きな勉強ができる時間が多いんです。

例えば「授業はとりあえず出とけばいい」と。その終わったあとに、本を読む時間もあるし、バイトする時間もあるし、友達と遊ぶ時間もあるというなかで、自分がどういう大学生活にしたいのかっていうのにしたがって自分の大学生活を決めれるっていうのは、すごくありがたかったなあって僕は思います。

僕は移り気だったから。というのも、高知大学に入ってやりたいなあと思っていたのは恋愛心理学だったんです。でも入ってみたら、心理学って文系の中でも理系っぽくて。

みんなも多分授業の中で知っている人も多いとおもうんですが、統計学みたいな、実験して何人いて、何人おるからこの仮説は検証されたみたいな話になってくるんですけど、僕はすごく数字が苦手なので「ヤだな」って思って、それで次に行ったのが哲学だったんです。

これに二年ぐらいハマりまして、ニーチェを読んでみたり、『死に至る病』なんて仰々しいタイトルの本を読んでみたりして、ウンウン唸ってみたりしたんですね。

まあウンウン唸っているとしんどくなってくるので、大げさな話なんですが、「どうして人間はこんな生き物なんだろう」「なんで世界はもうちょっと平和にならないんだろう」「もっと優しくなれないんだろう」といういかにも大学生らしい悩みを抱えまして、それがしんどくなったのが、三年の中頃くらいで。

その頃に田鎖先生や宗先生とかから文学の面白さを教えてもらいまして、そっから文学に転向したという移り気っぷりなんです。

あれ、なんの質問でしたっけ?脱線しましたね、すみません。

生徒:いいですか?

鈴木:はい、○○さん。

生徒:文学に行って、どの時代の文学をやっていたんですか?
宗先生は英文学で、田鎖先生は日本の近代、芥川とか谷口とかですが、どの分野をやられたんですか?

鈴木:僕は田鎖先生のゼミで卒論を書いたのは江戸川乱歩でした。でも江戸川乱歩だったんですけど、僕ちょっとへそ曲がりなんで、普通に文学研究しててもつまんねえと考えまして…。

あのねえ、ぜひみんなにも騙されたと思って…まあ騙されたっておもうかもしれないんですけど、『近代文化史入門』っていう本を読んで欲しいんです。

僕はこの本に人生を変えられたと言っても過言ではないくらい、勉強を好きになったんです。高山宏っていう人の本です。

この人の……これライターの話っていうより大学の授業みたいになってるけど(笑)。この人の研究っていうのは、いわゆる小難しい「何を言いたいんやろうなあ」という研究とかではなくて、けっこうエンタメ寄りの学問の紹介の仕方をされている方で、例えば…もうだいぶん昔に読んだから間違ってるかもしれないんですが……。

僕たちって今日も時間を守ってここに座りに来てるじゃないですか、でもじゃあ「時間を守る」っていう概念が生まれたのはいつだろう、みたいな話をするんですよ。

それを例えば文学であったり、当時の新聞であったり、普通の一般市民が書いた文章なんかを全部文献として引っ張って来て説明していく。

確かこの本で書かれていたのは、鉄道で生まれた産業革命期の時に「ちゃんとした時間に来ないと電車に乗れない」とか、当時は蒸気機関車ですけど、それに乗れるとか乗れないとかって話をする時に、「じゃあ共通の時間が必要だよな」ってことになる。

「俺この時間に来るから」って言っても、例えば高知では今9時やけど、大阪では10時みたいなことになってたら時間を守ろうにも守れないじゃないですか。

そこでじゃあちゃんと守ろうよっていうことになったのが産業革命期だったっていうのを証明したりとかしている本なんですよ。

そういうのが「すごい面白い!」と思って、卒論でもそういうのをやりたいと思ったんですね。ほんなら、江戸川乱歩だけでやってしまうとそこで終わっちゃうので、じゃあどうしたらいいかなと思った時に、江戸川乱歩が盛んに文章を書いた時期と急に自分の自伝とかでも「もう嫌、書きたくない。無理」とか言い始める時期があるんですよ。

そのきっかけが関東大震災だったんです。前の東日本大震災の前に東京で起きたでっかい地震なんですけど。それをきっかけに日本の文化の様相が大きく変わっていって、乱歩好みの文化がどんどんなくなっていくんですよ。……っていう話をしました。

ちょっと1年生には難しいかもしれないんですけど、文学を文学の中だけでとらえずにもっと広い視野で文学を捉えるっていうことをやってました。はい。

ライター関係なくてすみません。

生徒:たくさん本を読んでいたということですが、他に勉強以外にサークル活動だったりとか、自分こういうことしたなあみたいなことはありましたか?

鈴木:完全に卒業生の質問みたいになってますが(笑)。僕はサークルやってなかったんですよ。本ばっかり読んでました。

あとバイトをユニクロでやってました、土佐道路のユニクロで。ユニクロのバイトはおすすめです。時給ちょっと高くて…でも時給高いって言うてもさっき見たら食堂の時給が780円やったから、当時ユニクロの時給が800円だったのであんま変わらんなあと思って見てたんですけど。

何よりすごく勉強になるし、みんなが好きかもしれないけど、就活に役立ちます。サービス業で「ユニクロで働いてました」っていうと「おお」ってなるんで。けっこうそういう意味でも働いておくといいかなと思います。はい。

生徒:学生時代はそういった経過をたどって、実際にその就職するという段階になって、最初にブックオフコーポレーションという企業を目指したのはやはり本に携わりたいとか、自分の専門を生かしたいという思いがあったから選んだんでしょうか?

鈴木:いや、ブックオフって全くそういう人たちが集まる会社じゃないんですよ。どっちかっていうとスポ根の人が多くて、ブックオフっていうのは。「どんどん売上あげるぞ!」「うぉぉぉぉ!」みたいな。

しかも僕が配属されたのって貴金属とかブランドバックを売る業態だったんですよ。当時まだ立ち上げたてで、今結構全国的に普及している業態なんですけど。

そんなだったので僕が仕事を選んだ理由は、大学時代の勉強を役立てたいとかは全くなかったです。それよりも当時の僕は意識高い系で、「チーム作りたい」「自分を成長させたい」って思ってて。

ブックオフって一年目から業態によっては店長を任せてもらえるので、そういうのをやりたいなと思ってブックオフに入りました。あんまり大学の勉強を役立てようという気は、当時はなかったです。

逆に今の方がすごく役に立ってますね。例えばこの本の紹介をしてくださいとか、この本の内容をまとめて3000字くらいの文章にしてくださいって言われた時に、多分大学時代に本を読むっていうのが習慣になってなかったら「ええ、しんどい…」っておもうと思ったんですよ。

フリーライターって働けば働くほど、例えば1本1万円で各記事やったとして、10本書いたら10万円、5本しか書かんかったら5万円っていう感じで大抵の仕事は報酬が決まってくるんです。

だからその時点で「本読むのしんどいな」って思ったら1本減るわけじゃないですか。すると収入も減る。

そういう意味では本を読んでくださいとか、他には確定申告のやり方を紹介してくださいとか……。確定申告ってあの自営業の人とかが「僕こんだけ所得ありました。こんだけ税金納めます」ってやつなんですけど。

そういうのを紹介してくださいとかって仕事も来るんです。他にも僕全然理系じゃないのでわかんなかったんですけど、ITのセキュリテイ関係の技術について初心者ユーザー向けに紹介してくださいっていう内容とか、あとはみんなもひょっとしたら知ってるかもしれないんですけど、doraっていうYouTuberとか、あとはミックスチャンネルっていう…ミックスチャンネルって知ってる人?あ、ミックスチャンネルはまだ普及してないのか。

なんかカップルがイチャついてる動画をアップしたらものすごい数のいいねがつくっていう動画SNSがあるんですけど、そういうとこの人気の子の紹介とか。

そういうのって言うたら全部本みたいに、この本面白いなとか面白そうやなって思ってとりあえず読んでみる、調べてみるっていう習慣がないとできなかった仕事だなと思ってます。

僕はけっこうなんでも面白がれる、頑張ってる人たちならなんでも面白がれるタイプなんで。

たとえばそのYouTuberでも一見ヘラヘラしているように見えても、実はその子たちはその子たちなりに編集すごく頑張ってるとか、特にYouTuberの場合は大人の後ろ盾がない人もまだけっこういるので、そういう人たちが一から編集を学んで、すごい人の真似をどうやったらできるんやろうって自分で考えて、一つの形にするのって、確かにクオリティは低いかもしれないけど、そういう努力っていうのは多分社会に出て会社に就職してからでもすごく大事な要素だなあっていう勉強にもなるんです。頑張ってる子たちは。

でも言うたら頑張ってない子たち、テキトーにやろうっていう子たちは何をしても面白くないんで、そこは僕はなかなか興味を持てないんですけど。

そういう面白がれるっていうのは今の仕事に繋がってるかなあ。本を読んでたという点では。なのでどっちかというと今の方が大学時代の延長線上に生きてるなあという感じがします。はい。

生徒:現在の職業についてなんですけど、フリーライターっていう職業がいまいちわかんなくて、どういったことをやられてるんですか?

鈴木:じゃあさっき出た…このレジュメにもあるんですけど、「クラウドソーシングは働き方の常識を壊した」っていうところを話しましょうか。ではまず、働くってどういうイメージですか?

生徒:お金を稼いで……。

鈴木:どうやって稼ぐ?

生徒:自分が頭で考えたり、体を動かしたりして。

鈴木:なるほど。なかなか良い回答ですね。多分、多くの人がイメージするのは学校来るみたいに決まった時間に会社に行って、上司から仕事をもらったり、自分で見つけて仕事をして、定時があるようでないような会社も多いですけど、残業なんなりして帰って、次の日も同じように働く。

休みの日が会社から決められていて、「今日休みたいんですけど」では休めないのが一般的な働く、だとおもうんですよ。

同じ場所に同じ時間にいつもの仕事をして、そしたら会社から給料が出て、それで好きなもの買ったり貯金したりとかってするとおもうんです。

でも僕の場合はちょっと違って、さっき言ったみたいに働けば働くほど僕の給料は伸びていきます。例えば時給が…時給で換算するとややこしいかな…。

例えば時給が8000円くらいだったとして、その時給で10時間働いたら8万円、1日フルで10時間書き続けたとして毎日8万円書き続けて、休みを取らないっていう選択肢も僕の場合あるから、8万円で30日稼いだら……え…240万円…。

死ぬ気で働いたら月に240万円稼げる伸び代があるんですよ。絶対働きたくないけど、そんなに!でもできないわけじゃない。

10時間30日、月300時間働いて240万円稼いでも、へとへとですよね、使う暇もないし。っておもうんで、僕は調整して「今月は50万円分だけ働こう」「40万円分だけ働こう」っていうことができる仕事です。まず前提として。

で、休みの日も、本当はね、本当は「この日を休みにしよう」って決めた方がいいとは言われるんですけど、僕の場合、同じ時間に同じ場所に仕事をしに行くのが嫌だったタイプだっていうことに、ようやく最近気付いたんです。

自分が仕事をする気になってないのに仕事しないといけないわけじゃないですか。すっげえ当たり前の話なんですけど。それがすごいしんどくて。

でも今の仕事って例えば朝起きて、すごい体がだるい。雨も降ってるし、気分も盛り上がれへん。そうなった時にまず締め切りを確認して、「作業日ずらせるな」と思ったら、その日が休みになったりします。

逆に今日は休みやって決めてても、得意先から「どうしてもお願いしたい」という依頼が入って、書けそうな内容で書いたっても良いかなって思える原稿料だったらその日が休みじゃなくなったりします。

っていう形で仕事をしてるんですけど、そこでこのクラウドソーシングっていう、なんで僕がこんな働き方をできるようになったのかっていう話に入ります。

クラウドソーシングって知ってる人いますか?

生徒:……。

鈴木:おらんよな…。

これね、けっこう同じ時間に同じ場所に行くのが嫌な人はバイトでもできるとおもうんですけど、クラウドソーシングってサービスなんですよ。

もともと例えば「書いて欲しい仕事がある」と、お客さんがいて仕事があるよーって言うんですけど、昔だと例えば高知で「こんな記事書いて欲しいです!」って言うても、新聞やテレビやフリーペーパーに広告を出して、言うたら物理的な広告でしか書いてもらえる人を募集できなかったんですよ。

そうなると例えば高知で書いて欲しい人がいるけど、高知にいるライターは手一杯だったり、高知にライターがいなかったりするわけですよ。そしたらこの人は永遠に仕事が進まないわけです。

でも、じゃあ大阪にはいると、大阪には家でグータラしてて「仕事ねえ」って言ってる人がいる。この人もインターネットがない時代は、大阪の仕事しか請け負えないし、電話で「仕事ください」って営業かけたり、出版社に行って「仕事ください」ってやらなきゃいけなかった。

いうたら、別で仕事がある人とか病気が原因で外に出られないという人の場合は、やっぱりそこでライター仕事ができないって話になりますよね。じゃあそういう人が全国にいっぱいいるのを、インターネットで繋げようっていうのがクラウドソーシングっていうサービスなんですよ。

だからインターネットのところで、この仕事を全部集めて来る(この辺り全部ホワイトボードに図を描きながら喋っている)。これがクラウドソーシングのサイトなんですけど、今だと有名なのは僕が使ってるランサーズっていうところと、あとはクラウドワークスっていうところ。種類も結構増えてるみたいですけど、この二つが大手です。

このクラウドーシングのところに仕事をバッと集めてくる。で、こういう仕事を探している人も集めておく。そしたらサイトとか見ると、「こういう記事書いてください、いくらでいつまでに書いてください」っていうのが並んでるんですよ。

その中から「これ僕書けます」ってなると「僕書けますよ、これまでこういう仕事してきたんで」とアピールします。そしたら、こことここがマッチングして…ある種ライターとクライアントの出会い系サイトみたいなもんですけど、ここでやり取りをして仕事をして行くっていうサービスなんですね。

で、僕は実はブックオフを辞めた理由がうつ病にかかったからなんですよ。うつ病にかかってしまうと、ちょっと嫌なことがあると、それですごく落ち込んでしまって、部屋から出れない布団から起き上がれないっていう状態になります。

だからちょっとまあ、営業かけるのは無理だなあと当時思っていて。まあ営業は今も苦手なんですけど。

そんなときに「こういうサービスあるよ」って友達から紹介してもらって。最初はものすごく安かったんですけど。

ライターって文字単価なんですよ。1文字いくらって、何文字以上書いてくださいと。例えば1文字1円だったら、1円で3000文字以上ってなると、だいたい3000円くらいで仕事が入る。この場合はたいてい3000文字以上書いてもお金は増えない。

だから1本3000円で請け負うんですけど、僕が最初やったのは0.25円でした。
800文字書いても200円にしかならないという地獄のような仕事だったんですけど。でも今は5円でやってます。けっこう幅のある仕事なんですけど。

でもこの0.25円の仕事も、このサービスがないと普通は受けれないんですよ。このサービスがあったから、まず0.25円で10本なり20本なり書ける。

次は1円で10本なり20本なり書ける。そうしているうちに、サイト内だけでも「こういう記事書けます」っていう営業をかけられるようになれば、どんどん単価も上がって行くので仕事のグレードも上がって行くっていう感じです。

今はもうウェブ関連で単価5円で2つの会社とやってて、もう一個は書けば書くほど上がるっていう、僕趣味が筋トレなんですけど、筋トレ系の趣味の記事を書いてくださいっていうことで、それでお金をもらっているところと、大手出版社のブックライティング、みたいな仕事もさせてもらってます。

えっと…そろそろ質問尽きてる?大丈夫?

もうちょっとレジュメの方の話をしようとおもうんですけど、言ってみれば…趣味なんですか?

生徒:音楽を聴くことです。

鈴木:オッケー、なんでもいいんですけど。

僕の場合は筋トレが仕事になってて、それが月7万~8万の仕事なんですけど、好きな音楽の例えばアーティストの紹介を延々しているだけでお金がもらえる人生って最高じゃないですか。

でも今ってこういうサービスもあるし、例えばiichiっていうサイトとか、あとなんやったかなあ…minne、使ってる人もいるかもしれないんですけど。

こういうサイトって「木工が好きです!」みたいな人が家具を作ってそれを出品してるとかしてて。でも商品自体は良い値段するんですよ。minneとかも「服を作りましたから買いませんか」「作るから買いませんか」みたいなことをやってる人がいる。

あとはクラウドファンディングってみんな知ってる人います?知ってる。クラウドファンディングっていうのもこれと同じ仕組みで、「お金欲しいです、こういうビジネスしたいです」っていう人、ほら西野亮廣とか、キングコングの人がやってるじゃないですか。

「お金欲しいです」ってやって、そういうビジネスから提供されるサービスを利用したいですっていう人がいて、この人たちが出会わないとお金はここで巡らないですよね。

それをクラウドファンディングっていうサービスの中でマッチングして、「1000万円欲しいです」って言っても1万円を1000人から集めれば1000万円になりますよね。

みんな一度は想像したことあると思うんですけど全国の日本人から1円ずつ集めたら1億になるでっていうのを本当にできるサービスなんですよ。それで1000万円到達したらそれが仕事になる。昔はこんなん考えられなかったですよね。

で、今はその「好き」っていう気持ちをそのまま仕事にできる時代で、それこそクラウドソーシングのサービスを利用したら、好きなアーティストの紹介記事書いてください、ブログ書いてくださいっていう仕事が出てる「かも」しれない。

で、ここで言いたいのは、このレジュメにも書いてるんですけど、好きなことは仕事になるってことなんです。この時代は。

でも大人、特に僕の周りの大人はそうだったんですけど、「好きなことで食ってけたらいいのになあ」っていうと、「そんな世の中甘くない」ってみんな言うんですよ。この中にも思ってる人がいるかもしれないんですけど。

でも、今逆に、みんなが10年20年って働いていく中で、時代が変わっていくと、今後は好きなことでしか生き残っていけない時代になるって言ってる人もけっこういて。キングコングの西野さんもその一人なんですけど。あとはさんまさんの番組のプロデューサーしてる人もそう言ってて。

なんでかというと、いやいややってる仕事って、勉強もそうですけど、いやいややってる勉強って全然はかどらないじゃないですか。でも楽しいって思ってやってる勉強って、同じようなレベルの勉強でもすごい捗りますよね。

ってことは、嫌嫌やってる仕事ってパフォーマンスがめっちゃ低いんですよ。成果も出にくい。じゃあその感情抜きに仕事できる人っておらんかなって言って、今まではそういう仕事を、言い方はアレですが学歴が低い人とか、そういう仕事にしかつけない人がやってたじゃないですか。

あるいは「まあ金がもらえるならいいや」って諦めてる人たちがそういう仕事をしてたわけですけども、人工知能とかロボットが発達していくと、そういう仕事っていらなくなるんですよ。別に人間がやらなくてもいいやと。

そんな「今日はやる気ないわ」とかで仕事のパフォーマンス下げるようなら、もうロボットと変えますって言う時代に絶対なってくるんですよ。で、実際になってるのがエレベーターガールとか、すでになくなってる職業っていっぱいある。

そんな時に好きなこと、自分が一番パフォーマンスを発揮する場所でそういう仕事をしていかないとロボットに奪われていくのに、「そんなに甘くない」とか言ってるわけじゃないですか。

そうやって「甘くない」って言ってる人たちは、将来ロボットに仕事を奪われる可能性があるわけです。いやいやで仕事やってるわけやから。

だからみんなにぜひ今日伝えたかったのは、「好きなこと」をちゃんと見つけて欲しいっていうことなんですよ。その好きなことをどうやったら仕事にできるやろうって、せっかく大学時代時間がたくさんあるんやから、もちろん勉強もして欲しいけど、そういうことも考えた方がいいと思ってて。

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