僕がライターとして右肩上がりで成長できている理由

僕は2018年の9月で「ライターとして本腰を入れよう」と誓ってから、5年目を迎えました。この5年間は毎年のようにステップアップがあり、自分の感覚として「今年は丸1年立ち止まったままだったな」と思ったことはありませんでした。

そのおかげか、毎年のように収入は上がり、数字では表せない仕事の楽しさとかやりがいみたいなものも、毎年のように上がってきました。もちろんそのぶん難易度も上がっていますが、なんとか大半の案件で高評価をもらい続けています。

これには色々な理由がありますが、そのなかでも大きいのは初期の段階で設定したコンセプトだと思っています。すなわち「チャンスを掴みに行くことはできなくても、受け入れるくらいはする」というコンセプトです。

今回のブログでは、積極的に自分を売り込んだり、自分にイマイチ自信が持てなくて一歩を踏み出す勇気がない人でも、コツコツと自分を成長させて、そこそこの実力をつけるための一つの処方箋として、僕のこのコンセプトを紹介したいと思います。

「F1エンジンを積んだ軽トラ」が事故らない方法とは?

かつて岡田拓也という友人が、僕を「F1エンジンを積んだ軽トラ」と形容したことがありました。これは彼が、大学時代に勉強にどハマりしすぎて自分の体を省みることを忘れ、結果肩こりからの発熱で寝込んだり、人を手伝うことに全力を尽くしすぎて眠れなくなったりしていた僕を見て言った言葉です。

つまり「凄まじい加速で最高速に到達するエンジンを積みながらも、車体がそのエンジンに耐えきれなくてクラッシュする軽トラのようだ」ということです。

このような性質が自分にあることは自分でも気が付いていたので、なんとかしないとと思いました。ランサーズで仕事をもらい始めれば、「もっと頑張らないと!」と考えて、エンジンの性能に任せた運転になる可能性が高かったからです。

ランサーズでライター仕事を始めたばかりの僕は、まだまだ全然うつ病患者真っ盛りで、そんな無茶をすればあっという間に機能不全に陥ることは目に見えていました。そのような事態を回避するには、自分の車体に合った運転を身につけるしかありません。

そうこうしているうちに、ランサーズではこちらから営業をかけずとも、色々な仕事が舞い込むようになっていました。つまり自分から積極的にチャンスを掴みにいかなくとも、どんどんチャンスが与えられている状況だったのです。

しかもいつも同じような依頼ではなく、時折「こんな仕事ってできますか?」といった未経験の仕事も入るようになっていました。

これを「わかりませんが、やってみてもいいですか?」という感じで受け入れていると、徐々にクライアントの中でも「この人はとりあえず仕事を投げてみると、そこそこのクオリティで返してくれる」というキャラが確立し、どんどん種々雑多な仕事を投げてくれるようになりました。

すると自分の中でも前できなかったことができるようになってきたり、前はもっと時間がかかったことをより短い時間でこなせるようになったりしていきます。

この時にはたと気づいたのです。「なんだ、チャンスを掴みに行くことはできなくても、ただひたすら受け入れているだけでも、成長はできるんじゃないか」と。つまり持ち前のF1エンジンをフルスロットルにしなくても、相手が求める「これくらいのスピード」に合わせて運転すれば、車体が軽トラでもクラッシュせずに済む、というわけです。

そこで、このコンセプトを自分のスタイルとして設定し、それをもとに仕事をやっていこうと決めたのです。

チャンスを掴みに行く勇気がないなら、受け入れるだけでもいい【その2】では、このコンセプトによって僕の元に舞い込んだチャンスの一部を具体的に脱線しながら書いていきます。