文章を書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

作者別: 鈴木 直人

足元から世界が変わる逸品〜オーガニックガーデン、レッグウォーマー〜

僕の部屋は寒い 22℃と12℃。 なんの数字かといえば、僕の仕事部屋の天井付近の気温と床付近の気温です。 どうしてこんなことになるのか。それは我が家が築40年だか、50年だかのヴィンテージマンションで、僕が仕事をしている部屋はその中でも長いことリフォームされていないヴィンテージル…

「憧れを着る」の楽しさ〜コムデギャルソンシャツ フォーエバー ワイドフィット〜

「着ていて落ち着く服」 「着ていて楽しい服」 「着ていて気持ちが鼓舞される服」 服は色や形なんかでも分類されるけれど、着ている時の気持ちや着る理由によっても分類できると思う。 僕自身、最近は仕事をするときもきちんと好きな服を着るようにしていて、その日の気分に応じてBGMのように服…

MITTANは「ファッション」ではなく「民藝」だ〜合同会社スレッドルーツ オープンアトリエ所感〜

2020年11日〜13日に開催されていたMITTANを主宰する合同会社スレッドルーツのオープンアトリエに行ってきました。 僕が参加したのは最終日の13日。連休が終わる日ということもあって、若干客足は少なかったものの、MITTAN好きで賑わう空間を堪能することができました。 今回は…

「モノとしての確かさ」について〜tsutae オーバーショット BNB exclusive〜

「モノとしての確かさ」とは何かが知りたくて 「自分の手で一から織ることで、モノとしての確かさが生まれると思っていて……」 柔らかな物腰に、優しげな微笑をたたえて、その人は言った。 この投稿をInstagramで見る ブルーナボイン大阪(@brunaboinneosaka)がシェア…

僕たちはもっと、服についてちゃんと語るべきなんだと思う。

僕は好きなブランドの新作が、リリースから数日でメルカリに出品されているのを見ると、すごく悲しい気持ちになる。 作り手が一生懸命作った服を、なぜろくに着ることもせずに売りに出すのか。もし僕が書いた本がそんな風に扱われたら……想像するだけでやりきれない。 単に個人的な感傷で済めばまだ…

自分の殻を「色」で破ってみる〜久米繊維工業 「01トレーナー」〜

久米繊維工業 「01トレーナー」 1935年創業、国産Tシャツメーカー久米繊維工業が作る、最もベーシックなスウェットシャツが「01トレーナー」です。 税抜4,300円という手頃な価格にも関わらず、数万円のハイプライスの超高品質スウェットシャツと比べても遜色のない品質を維持。オーバ…

あの人の眼鏡〜丸メガネ研究会 「リレ(Lire)」〜

憧れの人 子供の頃、憧れていたおじさんがいた。 父は昔から大晦日に、昔馴染みの友人数人を集めて、年越しの酒盛りをしていたのだが、彼もそのうちの一人だった。 髪を短くしている大人が大半の中、その人は色素の薄い茶色とも灰色とも言えない髪を長く伸ばしていて、高い鼻梁には引っ掛けるように…

MITTAN カディロング羽織 −「布をまとう」を追求した服−

文学のように服を「読む」ということ 服は文学によく似ている、と思う。 文学は「感性」と「論理」の境目を行ったり来たりする芸術の一つだ。 文学は感性的である、という点に反対意見のある人は少ないと思うが、文学は論理的であるという点に関しては「ん?」と違和感を感じる人も多いかもしれない…

方法的懐疑的クリエイション、アランジャケット、ブルーナボイン

1から2のものを作る。2から3のものを作る。これももちろんクリエイションだし、0から1のものを作るのは、もっとクリエイティビティが必要だ。 ただ、1番精神的にも肉体的にもタフネスが必要なのは、10ほどの蓄積があるものを、0まで遡り、「10まで蓄積があった」という事実を踏まえたうえ…