すっかり冬だ。

冬は好きだ。鼻から息を吸い込むと、頭の先の方まで冷たい空気が入ってきて、思考が冷静になる気がする。

肌が出ている部分は冷たいのだけれど、マフラーとかネックウォーマーに顔を埋めた途端、ぽかぽかと温まる感じも好きだ。

星も綺麗に見えるし、山も綺麗に見える。暖かい布団は幸せの象徴だ。

しかし、冬はうつ病の大敵でもある。僕はこのブログでもたびたび「季節の変わり目ツラすぎ」という話をしているが、基本的に冬は季節が安定していても気分が落ち込みやすい。

ずっと寝てしまうし、起きていても気分が重い。「寒いせいかな」と思って部屋を暖かくしても、そんなに変わらない。ずっと低空飛行だ。

でも今年の僕はこれまでの僕とは少し違う。これまでは「落ち込んでいてはダメだ!」と色々あがくのが常だったけれど、「別に落ち込む時期があってもよくない?」と考えられるようになってきたからだ。

他の人はよく知らないが、僕は普段からあまり生きることへのモチベーションが高くない。なので少し落ち込むだけでも生活に支障が出るほどモチベーションが下がってしまう。

だからちょっと落ち込みがちな冬や季節の変わり目は、どうにもならなくなってもしかたないのだ。そう、考えることにした。

「はあ、落ち込んでるなあ。なるほどなるほど…」くらいに思っておいて、ただ粛々とこの冬の低空飛行をやり過ごせばいいのである。