文章を書いたり、筋トレしたり、自転車漕いだり、山登ったり、基本はひとり。

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歯周病が「ヤバい」理由その1———歯周病の症状がヤバい【D-semi①】

こんにちは。フリーライターの鈴木直人と言います。 「歯科の勉強をしてみたい」と思ったライターが、歯や口に関することを、勉強も兼ねて書き連ねていく企画「D-semi」(企画の詳細は文末に)。 1本目は、知ってるようで知らない人が多い「歯周病」が、けっこうヤバい病気なんだよという話、…

マニキュアを始めた。髪を染めた。

マニキュアを始めた。髪を染めた。 僕は昔から「男」らしくなかった。 小さい頃、何も考えずに畳まれた服を上から順に着ていく兄の横で、僕は「あの服が着たい、あれじゃないと嫌だ」と駄々を捏ね、滅多に感情的にならない母を苛立たせた(らしい)。 トミカのミニカーやらLEGO、電車のおもちゃ…

Walls&Bridge 大谷石の立方体。

均整のとれたものが好きだ。 心の平静を保つために『ルーヴル美術館 収蔵絵画のすべて』を眺めたり、敬愛する写真家アンリ・カルティエ・ブレッソンの写真集を眺めたりするくらいには。 逆に言えば、スジの通らないこと、チグハグなことをみると、具合が悪くなる。イライラするし、呼吸が浅くなって…

足元から世界が変わる逸品〜オーガニックガーデン、レッグウォーマー〜

僕の部屋は寒い 22℃と12℃。 なんの数字かといえば、僕の仕事部屋の天井付近の気温と床付近の気温です。 どうしてこんなことになるのか。それは我が家が築40年だか、50年だかのヴィンテージマンションで、僕が仕事をしている部屋はその中でも長いことリフォームされていないヴィンテージル…

「憧れを着る」の楽しさ〜コムデギャルソンシャツ フォーエバー ワイドフィット〜

「着ていて落ち着く服」 「着ていて楽しい服」 「着ていて気持ちが鼓舞される服」 服は色や形なんかでも分類されるけれど、着ている時の気持ちや着る理由によっても分類できると思う。 僕自身、最近は仕事をするときもきちんと好きな服を着るようにしていて、その日の気分に応じてBGMのように服…

MITTANは「ファッション」ではなく「民藝」だ〜合同会社スレッドルーツ オープンアトリエ所感〜

2020年11日〜13日に開催されていたMITTANを主宰する合同会社スレッドルーツのオープンアトリエに行ってきました。 僕が参加したのは最終日の13日。連休が終わる日ということもあって、若干客足は少なかったものの、MITTAN好きで賑わう空間を堪能することができました。 今回は…

「モノとしての確かさ」について〜tsutae オーバーショット BNB exclusive〜

「モノとしての確かさ」とは何かが知りたくて 「自分の手で一から織ることで、モノとしての確かさが生まれると思っていて……」 柔らかな物腰に、優しげな微笑をたたえて、その人は言った。 この投稿をInstagramで見る ブルーナボイン大阪(@brunaboinneosaka)がシェア…

僕たちはもっと、服についてちゃんと語るべきなんだと思う。

僕は好きなブランドの新作が、リリースから数日でメルカリに出品されているのを見ると、すごく悲しい気持ちになる。 作り手が一生懸命作った服を、なぜろくに着ることもせずに売りに出すのか。もし僕が書いた本がそんな風に扱われたら……想像するだけでやりきれない。 単に個人的な感傷で済めばまだ…

自分の殻を「色」で破ってみる〜久米繊維工業 「01トレーナー」〜

久米繊維工業 「01トレーナー」 1935年創業、国産Tシャツメーカー久米繊維工業が作る、最もベーシックなスウェットシャツが「01トレーナー」です。 税抜4,300円という手頃な価格にも関わらず、数万円のハイプライスの超高品質スウェットシャツと比べても遜色のない品質を維持。オーバ…

あの人の眼鏡〜丸メガネ研究会 「リレ(Lire)」〜

憧れの人 子供の頃、憧れていたおじさんがいた。 父は昔から大晦日に、昔馴染みの友人数人を集めて、年越しの酒盛りをしていたのだが、彼もそのうちの一人だった。 髪を短くしている大人が大半の中、その人は色素の薄い茶色とも灰色とも言えない髪を長く伸ばしていて、高い鼻梁には引っ掛けるように…